オーストラリア人の妻とどのように出会ったのか?
を全編で紹介させていただき、ここから僕が現在の妻と2年ほどお付き合いさせていただいて、オーストラリア人から学べる人生をより良いものにする考えをシェアしていきたいと思います。
妻の口癖(1)「すべて解決する」
もし皆さんが日本以外の場所に住んだ経験があったとしたら、日本が多くの国よりテクノロジーの面でもカスタマーサービスの面でも優れていることに築くでしょう。
そして様々な不便なことに築かされ、そのたびにストレスを抱えてしまう人も少なくないと思います。
ましてや日本語が通じない国に住んでいると考えるだけで、より小さな問題でも大きくみえてしまいます。
僕の性格からして問題を長い間抱えていることが、とてもストレスに感じやすいので、何かが起きたらすぐに解決したいと思いがちでした。
あるときは買い物をした靴のサイズが合わずに返品したいと思ったのですが店が閉まってるし、そこは家から遠く、明日から仕事。
次の週末まで解決できない問題に直面したときも、僕の中では様々なネガティブな考え浮かび、「1週間もたったのだから返品できなかったどうしよう」とか「お金を無駄にした」「お店のスタッフに冷たい態度であしらわれたらどうしよ」など不安ばかりが募りました。
そんな時僕の妻がいつも言う言葉は「解決するよ」です。
その時の僕は「他人ごとだと思って。。」といった感じでその言葉を受け入れませんでした。
しかしその次の週に僕が靴を持っていき返品したいと願い出たところ
レシートを確認するどころか
「おっけい。好きなサイズ持っていきな」
といったあっさり対応。僕が考えていたネガティブなことは何一つ起こらなかったのです。
妻は「ほらね」といわんばかりの表情。
そして他人事だからそう言えたんだと思っていた矢先、
妻が買ったgoogle cast が今のうちのWi-Fiのスペックでは使えずに(当時はシェアハウスに住んでおり多くの人がWi-Fiを使っていたから)全くの役に立たないという状況でも妻は「引っ越した時にでも使うよ」といい翌週にはその存在自体忘れている始末。
常にネガティブなことが起きても「いつか解決するしそこまで重大なことじゃない」といった考えがあるんだと思います。
多分僕が日本に住んでいたころはあまりにも不自由さからかけ離れた生活をしていて、それはいいことでもあり、悪いことでもあるのかもしれないと考えさせられました。
たぶん多くの悩みだったり、問題は自分が思っているほど悪いものではなくって案外解決策があったり、やってみたら意外と簡単だったりと、そこまで自分を追い詰める必要はなにひとつなく「すべて解決する」んだと思います。
妻の口癖(2)「今日は頑張った」
妻の口癖で寝る前によく「今日は頑張った」といいます。
たまに僕が仕事から帰り、妻が一日家にいた時なんかに「今日はどうだった?」「なにしてたの?」って聞くと
ネットフリックスみて、お昼食べて、シャワー浴びで終わり、
みたいな日にも「今日は頑張った」って言います。
で何を頑張ったのって聞くと
「Tiktokで日本人の投稿した動画をみて日本語を勉強した。」
と言いました。
その日の僕は仕事が思うように終わらずにいつもより帰宅時間が遅れてしまい、今日はだめだめだったなと考えていたので、妻がそんな小さなことでがんばったって言えるのだとしたら僕も今日は頑張ったのかなと考えられるようになりました。
頑張った、頑張ってないってやっぱり人それぞれだし、他人からの評価で初めてお前は頑張ったってことになるなんて人もいます。
僕は僕の妻のようにたとえどんなに小さなことでもやりたいと思ったことができたら頑張ったと自分を評価することも大切だと思うし、
中にはそれでは甘すぎると考える人もいるかなと思います。
どっちが正解とかはないとは思いますが、僕の考えとしてどちらの考えがあなたを幸せにするのか?であなた自身を評価する基準を決めるのがいいじゃないかなと思います。
よく多くの人は
オーストラリア人は怠けすぎで
日本人は働きすぎ
なんて言いますが、オーストラリア人でも日本人以上に働いている人は大勢います。
ただ一つだけ言えるのがオーストラリア人のほうが自分をよくわかっているなと感じます。
ここまでしたら限界を超えてしまうからやめよう
とかもっと自分にはできるとか
ちゃんと自分と向き合い、周りからの意見や期待ではなく、自分が自分として幸せになれる状態をうまくキープしているように感じます。
もし今これを読んでくれているあなたが人生つらいなって考えているのだとしたら多分それは頑張りすぎで、僕の妻のようにたとえどんなに小さなことでも自分をほめてあげることが大切だと思います。
頑張ったことに注目するのも
できなかったことに注目するにもそれは人の自由。
大切なのはあなたの気持ちが常にポジティブで前向きになれる考え。
妻の口癖(3)「話し合おう」
最後に妻がいつでも、どこでも、どんなシチュエーションでも関係なくいうことが「話し合おう」です。
これは特にふたりの間に何か問題があったり、妻が僕に対して不満があるときに切り出されることが多いです。
そのほかにも2年経った今でももっと二人について知る必要があるといって言われることもあります。
日本人の場合って多少な不安とか不満ってあまりパートナーに切り出さずため込むケースが多いと思います。
ましてや相手の状況なんかを考えたら今じゃないなとか今度時間あるときなんか考えているうちに話すことをわすれて結局消化不良みたいな、
しかし僕の妻は僕が何をしていようが容赦なく話し合おうといって僕の所へやってきます。それは寝る前だったり、僕が寝ている間だったり、ご飯を食べているときだったり、いつでもです。
多分みなさんは空気が読めるので、相手の状況を考えてよっぽどの時以外はこういった話は切り出さないかもしれませんが、でもどうしても話したい事があるんだったらどんなシチュエーションでも切り出してみるのもありなのではと思います。
人生が辛い?楽しく生きたい/オーストラリア人の妻から教わった日本人に必要な事【Part1】